よくある質問
●研究室編
●研究編
●進路編
基本的には学生の自主性に任せていますので、とても自由な雰囲気だと思います。「超ホワイト」という学生もいます。
人それぞれです。
セミナーなどの時間帯を除けば、各人が自由に時間を使っています。
大学で作業をしたい人は大学で、自宅で作業したい人は自宅で、あるいは自分が集中しやすいお気に入りの場所で、と研究をする場所も人それぞれ、自由です。
コロナ禍前は新歓コンパ・大学院入試打ち上げ・忘年会・追い出しコンパなどを開催していました。状況を見て復活させていく予定です。
その他、研究室対抗の球技大会も開催されます。かなり盛り上がります。
「指示に従って効率的に成果をあげよう!」ではなく、「自分のアイデアを発揮してみたい!」という人を歓迎します。
数学が得意で、論理的考察ができる人、ぜひ!
髙井研究室が取り組んでいるのは「ものを動かすための仕組み」、つまり計算機の頭脳(アルゴリズム)を作る研究です。そのためハードウェアの知識は基本的には必要ありません。一方で、制御工学・機械学習では数式をもっぱら使いますので、数学に関する知識は不可欠です。
また、PythonやMatlabといった言語で数値実験などを行いますので、プログラミングもかなり重要です。
現在は翻訳の機能が発達していますので、安心してください。「英語で発表したい」「外国人の研究者の来訪時にコミュニケーションを取りたい」といった希望がある人は、がんばって勉強してください。
4年生向けの研究室配属ガイダンスなどで研究室紹介を行っています。連絡をもらえれば、個別対応で見学・説明も可能です。
残念ながら、特にありません。
研究は、パソコンの中で完結します。器具を駆使したり実験や製作をしたり、ということがありません。ほとんどの学生は研究室と自宅に自分専用のパソコンを持ち、そのパソコンのみで研究に励んでいます。ノートPCならどこでも好きなところで研究ができるので、これも当研究室の特長かもしれません。
学生一人ひとりの希望を聞いて研究テーマを決めていきます。指導も基本的には1対1で個別に指導を行います。
文献紹介のセミナーや研究発表会があります。
海外での国際会議に参加する機会があります。そのためには、国際会議で発表できるレベルの成果をあげることが必要です。2022年度は、メキシコで開催された国際会議で発表を行いました。
学部生については毎週~隔週の頻度でミーティングを開催しています。そのほかの学生については、研究の進捗状況を見て判断し、適宜ミーティングを実施しています。
常勤スタッフは阪大の教職員のみです。他大学から進学・転籍した研究者は多くいます。
自動運転車やドローンなどで活躍しています。
自分で判断し、走行や飛行などの行動ができるシステムが「インテリジェントシステム」。私たちの研究では、インテリジェントシステムの判断や行動のためのアルゴリズムの開発がひとつの目的です。アルゴリズムは目には見えませんが、システムの内部で重要な役割を果たしています。
今後も自動化が進んでいくと予想される自動運転。ですが自動運転は判断を誤ると人の命に関わります。そのため、判断を行うアルゴリズムの安全性などの性能の保証はとても重要。髙井研究室では、より安全な自動化の実現のために、アルゴリズムの性能保証などに貢献することを目指しています。
異分野協働を促進するために、国内外問わず様々な研究者と共同研究を行っています。具体的には、サイバーフィジカルシステム※の研究に関して、国立情報学研究所、京都大学、大阪市立大学、山口大学、Supelec(フランス)、スウェーデン王立工科大学(スウェーデン)などの大学と共同研究を行っています。
また、最近スタートした気象制御に関する「ムーンショットプロジェクト」では、東京大学の先生方と共同研究を行っています。さらに、宇宙関連ではJAXA宇宙科学研究所の方と共同研究をしています。
※サイバーフィジカルシステム(CPS: Cyber Physical System):ロボットやドローン、自動車など様々な物理システムを計算機(情報システム)で自律的に管理し制御するシステム
3つご紹介します。
まずJST CREST「AI集約的サイバーフィジカルシステムの形式的解析設計手法」(代表は末永先生)で、主にサイバーフィジカルシステムのための安全性を担保した制御機能の構築に関する研究です。
2つ目は、JST「ムーンショットプロジェクト」。台風やゲリラ豪雨といった気象を制御するための研究にかかわっています。“気象”という大規模なシステムの制御可能性を探求する大変チャレンジングかつ興味深い研究です。
3つ目は、JSPS若手研究「物理モデルとセンサデータを用いた省リソースな制御と通信方策の設計」。こちらは主にサイバーフィジカルシステムをいかに省電力で制御するための仕組みを構築するための研究です。
「自分でアイデアを出して、問題解決しよう」という意欲が重要だと考えています。
教員の指示の通りに作業をすれば、ある程度の結果は出せます。ですが、それでは得られるものは少ないでしょう。学生時代の研究は、結果からよりも「問題解決をするぞ」という意欲を持って臨んだ過程からこそ得られるものが大きいのです。
ほぼ全員が大学院の博士前期課程(修士課程)に進学しています。
自動化の技術は分野を問いませんので、多彩な分野で活躍することができます。
ほとんどの人は民間企業で働いています。電機・自動車・鉄鋼・重工業などのメーカー、システム・ソフトウェアなどのIT関連の会社、電力会社などに就職しています。公務員になった人もいます。
Other contents