2016年3月10日
多くの方のご参加ありがとうございました(参加者数: 52名).
第3回 制御部門マルチシンポジウム (MSCS2016)
ワークショップ1:マルチエージェントシステムの制御 日時
2016年3月10日
多くの方のご参加ありがとうございました(参加者数: 52名). 場所
南山大学 名古屋キャンパス
概要
計算機の小型化・高速化と無線通信の高信頼化により,制御システムをネットワーク化して分散的に制御するようなシステムが近年特に重要性を増している.例えば,センサネットワークやスマートグリッド,IoT (Internet of Things), CPS (Cyber-Physical Systems) などがその例として挙げられる.それらをうまく操るためには,制御理論の観点からネットワークの構造を考慮したアプローチが有効である.
このような制御理論は「マルチエージェントシステムの制御」として,最近,制御工学の分野で盛んに研究されている最先端の課題であり,SICEマルチシンポジウムでも多くの研究発表がある.しかし,その研究をはじめるための基礎知識の習得は,現時点では独学に頼らざるを得ない.
本ワークショップでは,この分野で国際的に活躍している5名の研究者によるリレー講義を行う.大学院学生や若手研究者,企業の技術者を対象に,初めてマルチエージェントシステムの制御を学ぶ人が研究レベルまで進むための道筋を示し,基本的な概念や数式の意味をわかりやすく解説する.前提となる知識は,大学学部レベルの線形代数,微積分,古典・現代制御論である.マルチエージェントシステムの制御に関する研究のスタートラインに受講者を導くことが本セミナーの目標である.
スケジュール
9:00〜15:40 ワークショップ1:マルチエージェントシステムの制御
参考文献 |